今月の地平線報告会


2008年2月29日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算345回目の地平線報告会となります。


2月の報告会は29日(金)となります。18時30分から、いつもの新宿区立新宿スポーツセンターで。報告者は、向い風に悩まされながらもチョモランマのベースキャンプを自転車で目指したシール・エミコ、スティーブ夫妻。以下は、地平線通信339号に掲載された案内より。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

チベットの名も無き花のように

  • 2月29日(金曜日) 18:30〜21:00
  • ¥500
  • 於:新宿区立新宿スポーツセンター(03-3232-0171)

自転車で世界一周の旅を続けているシール・エミコさんと夫のスティーブさん。エミコさんのガンで中断したものの、奇跡の復活を果たして旅を再開。07年5月、復活後3度目のスタート地点はチベットのラサでした。

チョモランマのBC(ベースキャンプ)を目指した二人。いつものように気楽なスタートでしたが、街を過ぎたとたん、猛烈な向い風に悩まされます。「私たちはチョモランマの女神様に拒絶されてるのかもって、真剣に悩みましたよー」とエミコさん。「辛くて泣いてても、お腹が空くんですよ。食料を手に入れる為にも先にすすむしかないの。人間て結構タフだなと…。ようやくBCに辿り着いて景観がバーッと開けたとき、風がピタッと止んだの。ああ、許されたんやって、こんどは嬉し涙が止まらへんかった」。

その後、東チベット経由で雲南省のシャングリラを目指します。東チベットも高低差が厳しい。くじけそうな心を支えてくれたのは、道端に咲く名もない花でした。「こんな厳しい環境で誰にも見られなくても力強く生きてる。私もこういう風に生きたいって思いました」とエミコさん。

今月はシール夫妻にタイまでの5ヶ月の旅を報告して頂きます。「今回は、ねえ、少しはオトナになれた気がしてうれしい」というエミコさんの話、必聴必見です!

新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

四川料理店「成都」(せいと)

〒1690075
新宿区高田馬場1-4−21
03-3205-0068

早稲田通りと明治通りが交差する「馬場口交差点」そば。高田馬場駅から早稲田方面(東)に早稲田通りを進み、明治通りとの交差点(馬場口)を右折してすぐ。駅から7分ほど(約580m)。

新宿スポーツセンターからは、駅へ出ずに裏道から行きますので、そんなに時間はかかりません。

▼成都を紹介しているウェブページ(地図入り)

http://www.shop-i.jp/seito/
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13010896/

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。



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