今月の地平線報告会


2007年12月26日(水)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算343回目の地平線報告会となります。


12月の報告会は26日の水曜日となります。18時30分から、先月と同じ新宿区立新宿スポーツセンターで。報告者は、久々に白根全さん。世界で2人しかいない「カーニバル評論家」として知られていますが、今回は人類史をくつがえす大発見と言われる、ペルーの考古学の現場から最新情報を報告してもらう予定です。できれば、ペルーを含む「ラテン・アメリカの今」についても話してほしい、とお願いしました。詳しくは後日。以下は、地平線通信337号に掲載された案内より。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

ラテン・アメリカ 5000年の孤独

  • 12月26日(水曜日) 18:30〜21:00
  • ¥500
  • 於:新宿区立新宿スポーツセンター(03-3232-0171)

日本列島がジョーモン時代の頃、世界には四大文明(エジプト、メソポタミア、黄河、インダス)がおこりました。現代文明はすべてこの4つの偉大な文明がルーツです……というジョーシキをくつがえす発見が昨春ペルーでありました。沿岸部チャンカイ谷から約五千年前の神殿遺跡が見つかったのです。中国四千年よりまだ古い、そのラス・シクラス遺跡発見の現場にいち早く駆けつけたのが白根全さん。25年以上前からペルーをはじめ南米に通い続けるカーニバル評論家です。

「この四半世紀でものすごく変化した面がある一方で、数百年変わらない生活も併存している。ラテン世界のその幅が、さらに広がった瞬間を見た臨場感がすげえんだよ」と全さん。以来プロジェクトチームの記録員として関わり続けています。

『新大陸の発見』以降つくられてきた現代ラテン・アメリカ。そのカオス文化のコアを探るカギの一つがカーニバルだと全さんは言います。「典型的な例として、ハイチとキューバのカーニバルが面白い」という白根さんをお招きし、シクラスからカーニバルまで、ラテン・アメリカの孤独を探る報告会です。お見逃しなく!

新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

四川料理店「成都」(せいと)

〒1690075
新宿区高田馬場1-4−21
03-3205-0068

早稲田通りと明治通りが交差する「馬場口交差点」そば。高田馬場駅から早稲田方面(東)に早稲田通りを進み、明治通りとの交差点(馬場口)を右折してすぐ。駅から7分ほど(約580m)。

新宿スポーツセンターからは、駅へ出ずに裏道から行きますので、そんなに時間はかかりません。

▼成都を紹介しているウェブページ(地図入り)

http://www.shop-i.jp/seito/
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13010896/

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。



to Home to Hokokukai
Jump to Home
Top of this Section