今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算321回目の地平線報告会となります。
3月の地平線報告会は、24日(金)18時30分から、いつもの榎町地域センターで開催します。報告者は、第10回植村直己冒険賞を今年受賞した「リヤカーマン」永瀬忠志さん。以下は、地平線通信316号に掲載された案内より。(絵と文:長野亮之介)
田吾作、地球二周目へ!!
「最初の旅から30年経って、たまたま4万キロ歩いちゃった。あ、地球一周したなあって。ここらで一度、原点に戻ってみるかなと思ったんです。」というのは、地平線会議ではおなじみのリヤカー男、永瀬忠志さん。'75年の日本縦断でリヤカー旅デビュー後、オーストラリア、アフリカ、韓国、東南アジア、南米などを舞台に総計1266日、約4万3千キロを歩いてきました。 第10回植村直己冒険賞を今年受賞。去年行った2度目の日本縦断では、9代目のリヤカー「田吾作ジュニアIII」を供に、30年前のルートをトレース。当時お世話になった方々と再会しながらの旅でした。車が増え、個人商店がコンビニになり、便利だけど出会いの機会は減りました。「でも、人情は変わらないですね」と永瀬さん。 今月は永瀬さんを大阪からお招きし、地球リヤカー旅と、日本再縦断リヤカー旅を軸にお話ししていただきます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。
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