今月の地平線報告会

2005年6月24日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算311回目の
地平線報告会となります。


6月の地平線報告会(通算311回になります)は、24日(金)18時30分から、いつもの榎町地域センターで開催します。報告者は、フォト・ジャーナリスト、桃井和馬さん。以下は、江本嘉伸さんがくれたメールより引用。

6月の地平線報告会は24日の金曜日です。報告者は、フォト・ジャーナリスト、桃井和馬さん。ケニアをベースに40日間、チャド、エチオピア、ルワンダ、コンゴ、タンザニアを取材してきた成果を軸に、久々の「桃井的地平線世界」を話してもらうつもりです。(江本嘉伸さんのメールより)

以下は、地平線通信307号に掲載された案内より。(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

足元にピース!

6月24日(金曜日) 18:30〜21:00
 ¥500
 於:新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)


「10世帯ほどの小さな村なのに、ちょっと畑に出るときでも、皆しっかりとカギをかけている。隣人を信用できないんです」。大虐殺から11年経ったルワンダで強い印象を受けた光景を語るのは桃井和馬さん。世界中の紛争地を歩き、争いの空しさを訴えてきたフォトジャーナリストです。10年ほど前からは環境問題もテーマに据えてきました。「自然資源の奪い合いが争いのタネになるケースが多い。紛争と環境問題は表裏一体。そこに政治とカネが絡んでくる。そうした問題のすべてがアフリカでは浮き彫りになって見えるんです」と桃井さん。

精力的に世界を歩く一方で、地元多摩市では2年前からPPT(ピース・プロジェクト・タマ)というNPOを立ち上げました。「地域でしっかりコミュニケーションが取れていれば、ムダな争いは避けられるかもしれない。平和は、まず足元から」というコンセプトです。今月は桃井さんにおいで頂き、今年3〜4月に訪れたアフリカ6ヶ国報告を中心に、「地域」というキーワードについて話していただきます!



地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。



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