今月の地平線報告会

2001年925日(火)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算263回目の
地平線報告会となります。



今月の地平線報告会は、25日火曜日です。いつもの第4金曜日ではありませんので、ご注意ください。報告者は、パキスタンから帰国したばかりの早大探検部4年生、田端桂子さん。植樹ボランティアの一員として現地入りしたあと、カラコルムの6000メートルの未踏峰に登頂。さらに各国隊のベースキャンプをあちこち訪ね、トータルで1ヵ月半の旅をしてきました。「フツーの女子学生の夏休み報告」とご本人は謙遜しているようですが、これまでも沖縄の波照間島で泡盛片手に1ヵ月過ごしたり、冬の北アの太郎平で猛吹雪に雪洞をやられてあわやという事態にさらされたり、さらには中国の楼蘭に向けてロバ車で歩き出したり(これは失敗)と、23歳にしては波瀾の人生を送っています。秋の一夜、そんな元気にあふれた女性の話に耳を傾けてみたいと思います。

以下は、地平線通信262の案内より(文と絵・長野亮之介)


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 雲の上の夏休み
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フツーの女子大生、田端桂子さんの今年の夏休みは、パキスタンのコーセルガン山サウスピーク(5971m)登頂から始まりました。HGC(ヒマラヤ・グリーン・クラブ)の植林プロジェクトにも参加。多彩な旅の中でも特に印象が強かったのは、プロジェクト後、一人残ったスカルドゥーという町で触れたイスラム文化でした。

早稲田大学探検部に属し、これまでも中国の独龍江調査、ロバ車の旅など様々な旅を経験してきた田端さん。物理的な遠さより、精神的な距離を感じる旅に興味を感じています。

今月は、田端さんの夏休みの報告と、これまでの旅の軌跡を話していただきます。


会 場アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。



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