今月の地平線報告会

2001年730日(月)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算261回目の
地平線報告会となります。



今月の地平線報告会は、30日月曜日です。いつもの第4金曜日が取れずに(宿泊研修が入っていてそちらが優先されしまったとか)、次の月曜日ということになりました。どうぞ、お間違えのないよう。

報告者は、東大スキー山岳部の山田淳さん(22歳)。この1月、石川直樹君と南極のビンソンマシフを登り、さらに4月にインドネシアのカルステンツ・ピラミッドを登って、7大陸最高峰登頂に王手をかけているところです。この秋、チョーオユーへ行き、来春エヴェレストを狙う予定。

1999年 キリマンジャロ
2000年 アコンカグア、マッキンリー、エルブルース
2001年 ビンソンマシフ、カルテンツ・ピラミッド

小児喘息で悩まされ続けた子ども時代、屋久島へ行って山登りにめざめた頃、遠征資金を稼ぐために毎年やっている富士山のガイドなど、高峰登山以外の話もとてもおもしろそうです。

山田さんのWebサイト:http://www.takaitakai.com/

以下は、地平線通信260の案内より(文と絵・長野亮之介)


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
 7S'sトレンド化計画
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

「セブン・サミッツ(7S's=7大陸最高峰)は、誰でも登れる。だから今流行の最先端なんです。この機会に、山は面白いということをもっと多くの人が知って、もっと多勢7S'sに行って欲しい」というのは、東大スキー山岳部の山田淳さん(22)。今年4月、オセアニア最高峰のカルステンツ・ピラミッド(4884m)を登り、最年少7サミッターに王手をかけました。

 小学生の頃、ゼンソクで体が弱かった山田さんは、学問に生きようと小4で決心。中学からはじめた山歩きは健康になるための手段でした。2年前、本で知った7S's登頂を思い立つと、持ち前の集中力を発揮。高度順化のため富士山のガイドをやりつつ、驚異的なスピードで登ってきました。ちなみに東大の友人たちは「ふ〜ん」という反応だそうです。

 今月は、この秋チョーオユーに、来春エベレストに臨む山田さんをお迎えし、山の遊び方を語ってもらいます。


会 場アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。



to Home to Hokokukai
Jump to Home
Top of this Section