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2000年8月
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算250回目の
地平線報告会となります。
死ぬまで踊れ!!! 死んでも踊れ!! カルナバル!
「だんだん空気の微粒子のカドが立ってきて、肌に突き刺さってくる。そのカンジがたまんないんだよ」。カーニバルが始まる直前、場が盛りあがっていく様を、白根全さんはこう表現します。キリスト教文化と、土俗的な祭り、そしてアフリカルーツのリズムが融合した南米のカルナバル(カーニバル)は、国や地域によって全く違う顔をみせてくれます。
例えばリオのカーニバルは、壮大なオペラ。パワフルな狂乱の裏には演出があり、組織力や金に支えられています。同じブラジルでも、サルバドールで、音楽が街を支配します。「最大瞬間踊り狂い人口」が250万人という、驚異的な数字すら囁かれるほど。耳センが耳にめり込む大音響の中では、死人も踊り出すとか。
今月はカーニバル評論家(世界初)の白根全さん連続登場(地平線初)で、ブラジルをはじめ、ハバナ、サンチアゴ(キューバ)、バランキーヤ(コロンビア)、オルロー(ボリビア)、ベラクルス(メキシコ)、トリニダードトバゴなど、各地のカドが立った空気を音楽と共にお届けします!
後半は恒例の納涼フリートークに突入か!!
☆会 場:アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
☆時 間:午後6時半〜9時
☆会場費:500円
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。
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