今月の地平線報告会


2000年7月28日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算249回目の
地平線報告会となります。



今月の地平線報告会は、28日の金曜日。『地平線から』の編集長で、関野さんのグレートジャーニーの強力なサポーターとしても活躍している“カーニバル評論家”・白根全さんの登場です。最近ブームのラテンミュージックを背景に、強烈な色彩と興奮で、暑い夏を吹き飛ばしましょう。以下は、地平線通信248の案内から(絵:長野亮之介)


カーニバルの異境空間へ

ゲーテの「イタリア紀行」やブリューゲルの「カルナヴァルと四旬節の闘い」に描かれた中世ヨーロッパのカーニバルは、新大陸に移入されアフリカや南米先住民の文化を合体して異様な発展を遂げてきました。その狂乱と興奮、熱狂と陶酔はまさに濃厚なラテンの神髄であり、同時に政治や経済までに大きな影響を及ぼすビッグイベントになっています。めくるめく移動祝祭日カーニバルの構造論的解析と記号論的分析を、ブラジルからキューバ、コロンビア、メキシコ、ボリビアまで、ギトギト・ライブミュージック付きで試みます。(本人談)


 ☆会 場アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
 ☆時 間:午後6時半〜9時
 ☆会場費:500円

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。



to Home to Hokokukai
Jump to Home
Top of this Section