今月の地平線報告会


2000年4月28日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算246回目の
地平線報告会となります。



今月の地平線報告会は、28日の金曜日です。報告者は、読売新聞編集委員で、地平線会議の代表世話人でもある江本嘉伸さん。この3月に2週間滞在して見てきた雪害の模様を中心に、大きな変革の時期を迎えたモンゴルの現状を語っていただきます。以下は「地平線通信245」の案内から(文と絵・長野亮之介)


カワイソーの裏側
 モンゴルは今冬、深刻な雪害に悩まされています。ゾドと呼ばれるこの天災の影響が一番大きいのは家畜。牧草の不足から、すでに180万頭の被害がでました。
 しかし一方で、人災の要素も無視できません。民主化後、カシミアというてっとり早い現金収入をあてこんで、にわか牧民が急激に増えました。その数、10年でざっと3倍。馬に乗れない遊牧民が、被害を大きくした面もあるのです。
 援助の声が世界中であがっていますが、やみくもに手をさしのべるだけでなく、現地の実情を知る努力も必要でしょう。今月はこの10年モンゴルを見つめ続けてきたジャーナリスト、江本嘉伸さんをお迎えし、ゾド被害の実体と、今のモンゴルのありのままの姿を報告して頂きます。


 ☆会 場アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
 ☆時 間:午後6時半〜9時
 ☆会場費:500円

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。



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