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2000年4月
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算246回目の
地平線報告会となります。
カワイソーの裏側
モンゴルは今冬、深刻な雪害に悩まされています。ゾドと呼ばれるこの天災の影響が一番大きいのは家畜。牧草の不足から、すでに180万頭の被害がでました。
しかし一方で、人災の要素も無視できません。民主化後、カシミアというてっとり早い現金収入をあてこんで、にわか牧民が急激に増えました。その数、10年でざっと3倍。馬に乗れない遊牧民が、被害を大きくした面もあるのです。
援助の声が世界中であがっていますが、やみくもに手をさしのべるだけでなく、現地の実情を知る努力も必要でしょう。今月はこの10年モンゴルを見つめ続けてきたジャーナリスト、江本嘉伸さんをお迎えし、ゾド被害の実体と、今のモンゴルのありのままの姿を報告して頂きます。
☆会 場:アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
☆時 間:午後6時半〜9時
☆会場費:500円
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
1979年9月から毎月欠かさず、第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。
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